ねぇ、推しメン誰?
と総選挙の中刷り広告を見て女子高生が議論をしているのを耳にして、国民的アイドルグループは、性別を超えて人気があるのかと感じました。
○○のファンになる瞬間とは、グループを先に好きになるのか或いはその逆で個人から興味が湧くのかと、考えるほど頭が混乱します。ついにはグループ名とアイドル名が同義語で結論づける程です。
電車内でふと入ってくる誰のものとも知れない話声は、たいてい右の耳から左の耳ですが、たまに面白い表現もあって、そんな日は小銭を拾ったように得した気分になります。
映画が先か推しメンが先かとスター・ウォーズファンなら置き換えると興味深いです。
個人の特長も、ヌルっとした頭が印象的な金魚の艦長さんからゾウさんの音楽隊まで老若男女種類種族も豊富で、最初は老人の銀河のおまわりさんを推しメンとしたにも拘らず、気が付けば机上でもっと多くのフィギュアを並
べて楽しみたい!という悪魔の囁きが世の中の断捨離ブームと逆行し、SWフィギュアを国民的アイドルグループ以上に集めてしまっている始末です。
集めるといっても後発のイケマサは、今さら高額のビンテージに手を出す勇気も懐もなく、国産キューブリックを集めています。しかし、発売元のスター・ウォーズに対する昨今のサディスティックっぷりといったら、容赦なしです。以前発売した同一仕様のフィギュアをブリスターパック化して再販売する程度は、ツンデレのツンぐらいです。
数十個の中に、一体だけ入った特別なシークレットキャラクターが、あっさり一般発売された時は、コレクター泣かせだなと本気で思います。
個人的に唯一当たったシークレットは、ジャージャー・ビンクスです。開封派なのでガバッと開けて遊びました。是非、色んなコスチュームを着用した彼を、以前販売されたボバ・フェットコレクションと同じように発売されれば良いのにと思います。
キューブリックという素体デザインは秀逸で、販売元にいつもスター・ウォーズの新作発売を期待していますが、推しメンキャラをカスタムして「俺のコスプレ」というナルシストな楽しみ方もおすゝめです。
HPのガイダンスページで、100%ボバ・フェットに頭を挿げ替えたコスプレフィギュアを掲載していますが、6月末、スター・ウォーズファンの集い第4回水分農場組合では、400%サイズの暗黒面に堕ちた元銀河のおまわりさんに扮した俺のコスプレフィギュアを展示します。
●[COLLECTION-KUBRICK-]●
400%DARTH VADER